2023/05/24
塗装工の平均年収は約383万円程、平均月収では32万円程度になります。土木建築業界で働く金属塗装工の場合は日当で支払われるケースが多く、1日当たり8、000円から1万円が相場です。給与分布が約280万円から620万円と幅広く、年齢や経験によって差が見られます。初任給は18万円から20万円程度であることが多いです。
30代入りある程度経験を積むようになると、責任のある仕事を任せられることも増えるようになり、月収は24万円から29万円程になります。40代ではマネジメント業務や人材育成にも取り組むようになり、月収は33万円前後が目安です。50歳から55歳頃に収入のピークを迎え、年収は約370万円から540万円ほどになります。しかし、塗装工は体力が求められる仕事なので、これ以降は収入が落ち込む場合が多いです。
塗装工の収入は地域別で差が見られるのも特徴です。給与水準が高いのは関東地方であり、東京都では平均年収438万円になります。逆に低いのは東北地方で、秋田県では305万円となり、100万円以上の差があることが分かります。塗装工として高年収を期待する方法の一つが、独立です。
独立すれば自分が働いた分だけ収入を得ることができますし、スキル次第で高単価な仕事を受注することも可能です。しかし、技術を身に付けるだけでなく、受注のノウハウや人脈を持っていることも、独立の際には求められます。独立を考えているのなら、早い段階から独立を見据えて営業や人脈づくりについて学ぶ必要があります。
